エアコン内部にはフロンガスが充填されており、そこに水分を含んだ空気や不純物が入り込むと故障の原因となりますので、エアコン取り付けの際は配管の中の空気を完全に抜き取り、真空乾燥させる必要があります。
その為、エアコンの性能を保つためにも真空引きは故障の防止にもなる重要な施工なので、阪神エアコンサービスセンターではお客様の大切なエアコンを守るために基本的な施工はもちろん、真空引きも必ず行っております。
①
室外機のチャージ口(サービスポート)に真空ポンプのホース先(コントロールバルブ)をつけてセットします。
②
デジタルの電源を入れて黄色のコックを開けます。
③
引き続き青色のコックを開きます。
④
真空ポンプ(本体)の電源を入れて室内機内部と冷媒配管の中の空気を吸い込みながら抜きます。
⑤
空気を抜いている状況です。
⑥
動かしてから1分~2分くらいの状況です。
⑦
デジタルの標示は真空状態のように思いますが、完全に真空にするには7分~10分程度はこの状態で動かしておきます。
⑧
真空ポンプ(本体)の電源を切る前に青色のコックを閉め、電源を切ります。
⑨
本体電源を切ってから5分~10分程度は標示が下がらないかを確認するのにデジタルの電源をつけたままにしておきます。
⑩
標示が下がっていない事を確認した上で黄色のコックを締めます。もし、標示が下がっていればどこかの配管ジョイント部から空気が入っている可能性が高いため、エアコンを動かした際に冷媒が抜けガス漏れいたします。
⑪
真空引き完了でホース先(コントロールバルブ)を外して完了です。
※ 真空ポンプの種類により、手順が異なる場合があります。